ATMの音「お金ないでしょ」に聞こえる? ツイートにセブン銀行は

神戸郁人
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 セブン銀行(東京都千代田区)は最近、コンビニエンスストアなどに設置しているATMの効果音を更新した。

 きっかけは、ツイッターなどSNSに投稿された利用者の声だ。

 「『お金ないでしょ』に聞こえる」

 「耳にすると悲しくなる」

 以前からこうした声がツイッターに投稿されていたため、「イメージアップを図る必要がある」と判断し、9月7日から差し替えたという。首都圏を中心に約1万2千台が稼働している「第4世代」と呼ばれるATMが対象だ。

 セブン銀行では、自社サービスにまつわるSNS上の声を4人体制で収集している。ATM関連の投稿は、特に重視しているという。

 なぜか。

 同社のATMには、入出金時などのトラブルに備え、音声案内用の受話器「インターホン」が付いている。だが、ユーザーにとって通話の心理的ハードルは高く、使う人は少ないという。そこで使用感などについて率直な受け止めを知るために活用しているのが、SNSだという。

 情報発信も積極的にしている。今回の改修についても、「悲しい」と書き込んでいた人たちに向け、公式ツイッターから「お客さまに明るい気持ちでご利用していただけるよう検討してまいりましたので、今後お使いの機会に是非ご体感ください」とメッセージを書き込んだ。

 こうして周知することで、顧客からより声を集め、質の向上につなげたいという狙いがあるという。

 同社の広報担当者は「今後も可能な範囲で取り組みを続けていきたい」と話した。(神戸郁人)