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スーパーに有毒「クワズイモ」、11人が食中毒 ハスイモと混同

奥正光
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 大分県は4日、県内のスーパーなどで有毒植物のクワズイモがハスイモ(テンジク)として販売され、11人が口の中の痛みなどの症状を訴えたと発表した。

 食品・生活衛生課によると、臼杵市の青果仲卸業者から3日、「納入先でハスイモを9月29日に購入した客から口の中がかぶれた、別のものではないか、といった連絡があった」との通報があった。残品などを調べた結果、ハスイモではなく有毒植物のクワズイモと判断。食中毒と断定した。

 11人は40代以上の男性3人と60代以上の女性8人で、臼杵市のコープうすき店と県内のスーパーで購入。このほか大分市の若狭青果(ドラッグセイムス大分馬場店)でも販売されたという。臼杵市内の出荷者は「テンジクと思って出荷した」と話し、この3店舗で販売されたという。

 ハスイモは、茎の部分をみそ汁に入れたり酢の物にしたりして食べるが、クワズイモとは葉の形が似ており茎だけだと見分けにくいという。県は体調に異常を感じたら保健所に連絡するよう呼びかけている。(奥正光)