「silent」で連ドラ脚本デビュー 生方さんは今夏まで看護師

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川村さくら
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 6日午後10時からフジテレビ系で放送が始まるドラマ「silent」で、群馬県富岡市出身の生方美久さん(29)が脚本を手がける。看護師として働きながら脚本を書き続け、昨年、同局主催のシナリオコンテストで大賞に輝いたことを機に抜擢(ばってき)された。連続ドラマは初めて。「ありえないデビューの形で、完成するまで自分が書いたと思えない」と話している。

 生方さんは群馬大を卒業後、高崎市のミニシアター「シネマテークたかさき」でアルバイトをし、映画学校で脚本の勉強もした。その後、今年8月末まで東京で看護師の仕事をしながら、脚本を書いてきた。「時間と体力がしんどかったが、違う頭を使うのでスイッチを切り替えられてよかった」と振り返る。

 昨年、「第33回フジテレビヤングシナリオ大賞」に、「踊り場にて」という作品を応募したところ、大賞を受賞した。夢を諦めた高校教師が、未来に悩む生徒たちを導く物語。同局で単発ドラマ化もされた。

 同局プロデューサーの村瀬健さんは、作品を「セリフっぽくない、日常の言葉を使ったリアリティーのあるセリフが心にしみた」と評価。連続ドラマの脚本家として、生方さんにオファーした。「脚本家はサブライターなどを経験して長いスパンで連ドラのルールを覚えていくのが普通だが、生方さんは今の力で絶対オリジナルのドラマを作れると感じていた」という。

 ドラマ2作目にして、いきなりの連続ドラマデビュー。生方さんは「だまされているんじゃないかと思った。でも、このチャンスにしがみつくしかなかった。いえーいと喜ぶよりは、ちゃんと仕事にしていかないと、という気持ちが強かった」と言う。

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