宿直勤務中にビール6本 懲戒処分の医師「病棟は落ち着いていた」

久保田一道
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 宿直勤務中に飲酒したとして、茨城県は4日、県立中央病院(同県笠間市)の男性医師(35)を戒告の懲戒処分とした。男性医師は「病棟が落ち着いていたので、大丈夫だと思った」と話しているという。

 県によると、男性医師は宿直勤務だった7月18日午後6時ごろ~19日午前0時ごろの間、院内の控室で500ミリリットル入りの缶ビール6本を飲んだ。宿直の要員とは別に、緊急時に備えて待機していた同僚の男性医師も一緒に飲酒していた。県は同僚についても訓告とした。

 病院は敷地内での飲酒を禁じている。男性医師は事前に同僚に飲酒を持ちかけていた。19日未明には病棟から呼び出しを受け、患者に点滴の針を挿入していた。

 18日に看護師が医師の控室を訪れた際、飲酒に気づいた。看護師は、戒告となった男性医師から口止めされたが、翌日上司に報告して発覚した。(久保田一道)

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    小室淑恵
    (株式会社ワーク・ライフバランス社長)
    2022年10月5日17時55分 投稿
    【視点】

    宿直勤務中の飲酒はあってはならない。 しかし、実は医師の集中力は既に、飲酒時と同程度に低下している実態がある。 人間の脳は起床して13時間経つと集中力は酒酔い運転と同程度にまで低下する。朝6時に起きていれば19時には集中力は終了だ。6時