北朝鮮ミサイル、「暴挙を強く非難」 岸田首相と米大統領が電話協議

岸田政権

松山紫乃
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 北朝鮮による弾道ミサイル発射をうけ、岸田文雄首相は4日夜、バイデン米大統領と約25分間、電話で協議した。協議後、首相は記者団に対し、ミサイルが日本の上空を通過したことについて「我が国、地域、国際社会の平和と安定に対する明白かつ重大な挑戦だ。こうした思いについて、バイデン氏と認識を完全に共有し、今回の暴挙を強く非難した」と語った。

 首相によると、両氏は、北朝鮮の完全な非核化に向け、国連安全保障理事会で日米、日米韓などで緊密に連携していくことを確認した。首相はバイデン氏に、日本が防衛力の抜本的な強化に取り組む決意を改めて表明。両氏は、日米同盟の抑止力や対処力の強化、日米韓を含む、北朝鮮問題への対応を促進していくことも確認した。

 今後の対応について首相は、「独自制裁については、今後も絶えず検討をしていかなければならない。国連の場での様々な働きかけなど、関係国と連携をしながら強いメッセージを発していきたい」と話した。

 一方、韓国との連携について首相は「米国も交えながら様々な安全保障上の意思疎通を図ってきている。安全保障は国民の命や暮らしに関わるので、緊密な意思疎通を図っていきたい」と述べた。尹錫悦(ユンソンニョル)大統領との対話については「外交当局の取り組みを進めていくように促していきたい」と語った。(松山紫乃)