地方間移動にホンダジェットはいかが? 普及めざし来年サービス開始

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神山純一
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 ホンダが、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を使った移動サービスを来年始める。移動が不便な地方空港間での利用を想定する。30年ほどかけて開発した製品なだけに、利用拡大につなげたい考えだ。いまだビジネスジェットへのなじみが薄い日本で、新サービスはどこまで普及するか。

機内は静か 揺れも小さく

 9月下旬、記者は熊本空港からサービスに使われる機体「ホンダジェット エリート」に乗って大分空港に向かった。乗客定員は6人で、最大高度約1万3千メートルを飛べるが、この日は約4千メートル付近を飛行。台風が通過した直後で風が強かったが、揺れは小さく、室内は静かで会話もできる。眼下に広がる、阿蘇山の雄大な景色を楽しんでいるあいだに到着した。

 熊本空港と大分空港間の場合、車の場合は約2時間半かかるが、今回は約40分で移動できた。

 ホンダジェットは、「日本人の手で飛行機を」と語っていた創業者・本田宗一郎氏のもとで、1986年に開発が始まった。米国の航空当局のお墨付きにあたる「型式証明」を取得し、15年に販売にこぎつけた。最高時速は782キロ、航続距離は2661キロで、本州を隅から隅まで移動できる。自動車ビジネスではライバルのトヨタ自動車がホンダジェットを保有するなど、米国を中心に世界で約220機を売った。

■販売は高額 利用に活路…

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