大谷の活躍「アンビリーバブルだ」 3度MVPの同僚トラウトが絶賛

オークランド=山口裕起
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 大リーグを代表する強打者、エンゼルスのマイク・トラウト外野手(31)が5日(日本時間6日)、同僚の大谷翔平投手(28)の今季の活躍ぶりに、「アンビリーバブルだ」などと語った。

 トラウトは今季、けがに苦しみながらも、4日終了時点で打率2割7分8厘、39本塁打、79打点。5日のアスレチックスとの試合前に、報道陣の取材に今季を総括し、その中で大谷について言及した。

 「昨年の彼のMVP獲得で、当たり前のようになっているが、彼は特別なことをしているんだ」。大谷は、8月に1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。メジャーで自身初となる162イニングのシーズン規定投球回まであと1に迫っている。

 同一シーズンに規定投球回数と規定打席数の両方をクリアすれば、1901年に2リーグ制になって以降初めての快挙だ。「サイ・ヤング賞最優秀投手賞)の候補にも挙がっている。信じられない。歴史に残るような彼の活躍を見られて楽しいよ」

 今季のア・リーグのMVP争いは、この日、リーグのシーズン最多本塁打記録を塗り替える62号本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)と大谷の一騎打ち。報道陣から予想を求められると、MVPを3度受賞した経験があるトラウトは「ジャッジのことも大好きなんだ。大谷が初めてこのようなシーズンを過ごしたらどうなるか。なんとも言えない」と苦笑いを浮かべた。

 来年3月に開かれるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表で、トラウトは主将を務める。大谷も、世界一返り咲きを目指す日本代表としてプレーする意欲を示している大会だ。「クラブハウスでもその話をしている。まだ日本代表は決まっていないが、大谷が出ると信じているよ」。盟友との対戦を心待ちにしている様子だった。(オークランド=山口裕起)