花・果実・腐敗臭…ソニーが嗅覚測定装置を開発 認知症の早期発見に

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伊沢健司
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 ソニーは5日、医療機関などに向け、手軽に嗅覚(きゅうかく)を測れる「におい提示装置」を来春に売り出すと発表した。認知症の初期症状では、においを感じる能力が下がるとされており、早期発見に生かせるという。嗅覚も使った仮想空間などエンターテインメント事業への応用も検討している。

 装置の大きさは縦横40センチほど。花、果実、腐敗臭など5種類と、その強弱で計40通りのにおいを出す。それらをかぎわけて嗅覚を測り、専用アプリで結果を確認する。においのもとが入ったカートリッジは高気密のものを用い、漏れを抑えた。脱臭機能もあり、様々なにおいを次々に試せる。市場推定価格は230万円前後。

 一般的な測定は、においのもとの液体を紙に浸し、弱い順にかいでいくため手間がかかる。複数のにおいが混ざらないよう空調を整える必要もある。新たな装置を使えば、約30分かかる測定時間を3分の1に短縮できるという。

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