KADOKAWA夏野社長、五輪汚職で謝罪「信頼を裏切りおわび」

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 東京五輪パラリンピックをめぐり出版大手「KADOKAWA」の前会長・角川歴彦(つぐひこ)被告(79)が贈賄罪で起訴されたことを受け、同社は5日、都内で会見を開いた。

 冒頭、夏野剛社長(57)は「読者、ユーザー、作家、クリエーター、取引先、株主、投資家をはじめとして関係するすべての皆様の当社への信頼を裏切ることになり、かつ多大なるご心配とご迷惑をおかけしており、深くおわび申し上げます」などと謝罪し、10秒ほど頭を下げた。また会社の信頼回復に専念するとして政府の規制改革推進会議の議長を辞任する考えも明らかにした。

 事件を受けて角川氏と松原真樹副会長(69)から辞任の申し出があり、同社取締役会は5日に承認した。また同日付で、利害関係のない外部専門家を中心としたガバナンス検証委員会を設置したことも明らかにした。事件に関する事実関係の調査や内部統制を含めた根本的な原因の究明、再発防止策の提言が目的だという。