首相長男の秘書官起用「私物化」「タイミング悪い」 与野党に波紋

有料記事岸田政権立憲

笹川翔平、小手川太朗、森岡航平
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 岸田文雄首相が長男を政務担当の首相秘書官に起用したことをめぐり、野党から批判が相次いでいる。首相は5日の衆院本会議で「適材適所」と述べたが、自民党内からも「タイミングが悪い」(中堅)との声が出ている。

 「公私混同との批判も招きかねない。余計なお世話だが、(政権の)支持率低下のさなかの人事として理解できない」

 5日午後、衆院本会議で行われた代表質問立憲民主党西村智奈美代表代行が、前日に発令された長男・翔太郎氏(31)の首相秘書官人事についてただすと、発言に賛同する拍手と、ヤジが飛び交った。これに対し、首相は「政権発足から1年の節目をとらえ、適材適所の観点から総合的に判断した」と答えた。

 首相秘書官は、首相直属の特…

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年10月5日22時7分 投稿
    【視点】

    首相が「適材適所」と表向きに説明するのは、一般的な答弁ラインでしょうが、問題は自民党内も含めてだれもその意図を解説できていないところでしょうか。普通は表向きの説明とは別に、首相周辺なりがバックグラウンドを語るものですが、聞こえてくるのはブー