イーロン・マスク氏が「ロシア寄り」和平案 ウクライナは猛反発

有料記事ウクライナ情勢

根本晃
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 ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米実業家のイーロン・マスク氏がツイッターに投稿した独自の和平案が、ウクライナの猛反発を招いている。内容が「ロシア寄り」とも言えるためだ。マスク氏は侵攻当初、人工衛星を使った通信サービスをウクライナに提供。ウクライナの防衛に貢献しただけに、裏切られたとの受け止めが強いようだ。

 マスク氏は3日に投稿したツイートで、ロシアがウクライナ4州で9月に強行した「住民投票」について、国連の監視下でやり直すことを提案。さらに、▽ロシアが2014年に併合したクリミア半島を正式にロシア領とする▽ウクライナは(軍事的)中立を保つ――ことなども盛り込んだ。

 マスク氏は、ツイッターのアンケート機能で是非を問うた上で、「最終的にはこのような(自分が提案した通りの)結末になる可能性が高い」とも付け加えた。

 アンケートには275万票の回答が集まり、否定が59・1%、肯定が40・9%だった。

 ロシアの国営通信によると同…

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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2022年10月6日8時26分 投稿
    【視点】

     イーロン・マスク氏の提案はロシアでも大きく報じられています。政治エリート層によく読まれている「イズヴェスチヤ」紙(電子版)の10月5日の記事の一部を紹介します。 <米国の大富豪でテスラとスペースXの共同経営者であるイーロン・マスクの