小型サル21匹、ペット販売目的で密輸容疑 元ショップ経営者逮捕

有料記事

大山稜、御船紗子
【動画】密輸目前に発見された小型サル。民芸品に入れられていた=警視庁、東京税関羽田税関支署提供
[PR]

 輸入が禁じられたサルを密輸したなどとして、警視庁は、元ペットショップ経営の町野義彦容疑者(48)=埼玉県川口市=を感染症予防法違反(輸入禁止)と関税法違反の疑いで逮捕し、6日発表した。「密輸したことに間違いない」と容疑を認める一方、「自分で飼育するためだった」と話しているという。

 感染症予防法は感染症を人に広げる恐れがあるとしてサルを個人で飼育、販売目的で輸入することを禁じているが、同庁は、町野容疑者がペットショップで販売しようとしていたとみている。

 生活環境課によると、町野容疑者は今年6月、南米に生息するコモンリスザル、ピグミーマーモセット、アカテタマリンと、アフリカに生息するショウガラゴの4種類の小型サルを、タイから密輸した疑いがある。運び込まれたのはいずれも希少種の21匹で、国内では1匹60万~180万円程度で取引される可能性があるという。同課は町野容疑者がタイで1匹あたり数万円で購入していたとみている。

サルとヒト、感染リスクなぜ高い

 サルは生物学的に近い人に感…

この記事は有料記事です。残り603文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

  • commentatorHeader
    太田匡彦
    (朝日新聞記者=ペット、動物)
    2022年10月7日12時25分 投稿
    【視点】

     ペットショップなどの動物販売業者には、動物愛護法に基づき、販売する動物ごとに繁殖者や仕入れ先などの情報を表示、説明することが義務付けられている。それなのになぜ、密輸した動物がペットショップで販売できてしまうのか。  実は、密輸した動物で