「経験値を高めて頼りにされる警視庁に」 小島警視総監が着任会見

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 警視庁の新しい警視総監に小島裕史氏(57)が着任し、6日、庁内で記者会見を開いた。「警視庁は全国警察を実務上リードする存在。首都の治安維持を通じて得た経験値をいっそう高めて、他の警察から頼りにされる体制作りに取り組む」などと抱負を述べた。

 小島警視総監は力を入れて取り組みたいこととして、サイバー空間の安全確保▽特殊詐欺犯人の検挙▽首都直下地震などの災害への備え▽来年5月に広島市で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)での万全の警護・警備、の四つを挙げ、「いずれも日々の警察活動があってこそ成果が出るもの。警視庁全体をバランス良く指導していきたい」と話した。小島警視総監は大阪市出身。警視庁ではこれまでに公安総務課長、警備部長を務めた。

 大石吉彦・前警視総監(59)もこの日、離任会見を開き、「未来を担う若い警察官たちの頼もしい姿が印象に残った」と約1年の在任期間を振り返った。9月の安倍晋三元首相の国葬の際の警備にも触れ、「都民、国民のご協力によって成し遂げられた」と述べた。