春闘の賃上げ目標を引き上げへ 連合、物価高踏まえ

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三浦惇平
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 労働組合の中央組織・連合は、来年の春闘での賃上げ目標を、過去7年続けてきた「4%程度」から引き上げる方針を固めた。物価高が生活を圧迫していることを踏まえた。ただ、実際の賃上げ率は毎年2%前後にとどまっており、目標の引き上げで賃上げがどこまで進むかは不透明だ。

 連合は2016年の春闘から毎年、2%の定期昇給(定昇)を前提に、賃金体系そのものを引き上げるベースアップ(ベア)の目標を「2%程度(を基準)」としてきた。来年の春闘ではベアの目標を引き上げる方向で、具体的な数字は今後詰める。

 今年の春闘ではコロナ禍から…

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    澤路毅彦
    (朝日新聞編集委員=労働)
    2022年10月7日11時29分 投稿
    【解説】

     連合は昨日、中央委員会を開きました。今年は定期大会がない年なので、昨日の中央委員会が今後1年間のスタートになります。以前の春闘議論のスケジュールでは、10月の中央委員会や定期大会後の執行部による議論で、春闘の基本方針の中心部分は固まります