三陽商会、インバウンドに期待 「バーバリー後」7期ぶり営業黒字へ

益田暢子
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 アパレル大手の三陽商会は6日、2023年2月期の営業利益を当初予想の12億円から16億円に上方修正すると発表した。新型コロナによる行動制限がなくなり、百貨店や直営店での売り上げが堅調だったため。15年に英高級ブランド「バーバリー」とのライセンス契約が終了した後、業績の低迷が続いていたが、7期ぶりの営業黒字になりそうだ。

 同社は、バーバリーの後継ブランド「ブルーレーベル クレストブリッジ」などを手がけ、訪日外国人客インバウンド)にも人気を集める。大江伸治社長は同日の会見で、新型コロナの水際対策が11日に緩和されることについて「非常に明るいニュース。ブランドによってはインバウンド比率が15~20%あるので、非常に期待している」と話した。

 同日発表した2022年8月中間決算は売上高が254億円、今期から新たな収益認識基準を適用しており、前年同期と単純比較すると55%増。営業損失は3億円、純損失は2億円だった。(益田暢子)