維新市議が会派の政活費口座から誤出金、辞職へ 大阪・吹田

瀬戸口和秀、寺沢知海
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 大阪府吹田市議会の会派「大阪維新の会・吹田」は6日、所属する松尾翔太市議(33)=1期目=が経理責任者を務めた2019年度以降、政務活動費が入る会派口座から13件計約50万円を誤出金などしていたと明らかにした。松尾氏は、うち4件約25万円は会派口座のカードを個人口座のカードと誤認して今年5、6月に引き出し、生活費に使ったと説明している。

 松尾氏は全額を口座に戻したが、「責任を取る」として坂口妙子議長に9日付の辞職願を提出し、6日に許可された。会派代表の高村将敏市議は近く代表を辞任するという。

 松尾氏によると、会派の口座は個人口座と同じ銀行で、カードは同じ暗証番号にして管理していた。13件のうち残りの9件約25万円は「19~21年度に政活費に使う予定で引き出したが執行されず、その後、口座に戻した。ただ資料がないので、出金した理由を答えられない」と説明している。

 高村氏が今年7月、会派の決算のために通帳記録を松尾氏に求めたのを機に問題が判明。経理責任者は別の市議に交代したという。

 松尾氏は19年の市議選で1万468票でトップ当選した。(瀬戸口和秀、寺沢知海)