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障害がある息子の様子、「迷惑行為」ネットに動画 親が伝えたいこと

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宮島昌英
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 【兵庫】知的障害や自閉症の人たちの行動を理解してもらおうと、神戸市が啓発ポスターを作り、市内の公共交通機関や病院などに配っている。制作のきっかけは、「迷惑行為」としてインターネットに投稿された、1本の動画だった。

 「とびはねたり声を出したり」「いつもの場所にこだわる」。市営地下鉄の車両や駅構内には今年3月下旬から、二つの事例を伝えるポスターとデジタルサイネージ(電子看板)が掲示されている。

 二つの行動をイラストで紹介し、「出来事への対処がわからず、緊張や不安を解消するため自分を落ち着かせる行動をとることがあります」などの説明文を添えて理解を求める内容だ。

 昨年2月に続く第2弾で、内容やイラスト、文字の大きさを改良した。

 市に「心のバリアフリーの啓発を」と要望したのは、重度の知的障害のある30代の息子がいる吉岡英典さん(65)だった。

 2020年10月。息子が通う作業所から「お子さんの動画がネットに載っている」と連絡があった。

 ユーチューブを見ると、市営地下鉄西神・山手線の車内で、息子が繰り返し同じ言葉を叫んでいる様子が映っていた。「市営地下鉄内での迷惑行為」といったタイトルが付いていた。

思い出した光景、心に残った違和感

 吉岡さんはユーチューブに削…

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