国葬で半旗にしなかったら「処分の対象」 調査はせず 山口県教委

大室一也
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 安倍晋三元首相の国葬当日に国旗と県旗を半旗にして弔意を示すよう県立学校に通知した山口県教委は6日、校長が半旗にしていなかった場合、正当な理由がなければ職務命令違反に当たり、処分の対象になるとの認識を示した。一方、各校が半旗にしたかどうか調べる予定はないとした。

 県教委教職員課の担当者が、国葬や県民葬に反対する市民団体からの質問に対し、回答を手渡した際の質疑などで明らかにした。

 県立学校は県立高校や特別支援学校、中学校など計61校ある。担当者は、県教委は県立学校の管理機関であり、校長は施設管理者に当たるため、県教委は校長に指示できると説明。「正当な理由がなければ処分する」と述べた。一方、通知は、教職員や児童生徒らに弔意を求めたわけではないと説明した。

 安倍氏の県民葬が下関市で開かれる15日は土曜日。担当者は、県立学校に国葬同様半旗を求めるかどうかについては「今のところまだ決定していない」と述べた。(大室一也)