和牛のスーパーモデルがずらり 体形などをみる「種牛」審査はじまる

中島健
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 鹿児島県で開かれている全国和牛能力共進会(全共)は7日、牛の立ち姿などを競う「種牛(しゅぎゅう)の部」の審査が始まった。会場には各地の予選を勝ち抜いた和牛がずらりと並んだ。審査員が1頭ずつ周囲を囲んで肌を触るなどし、繁殖力や肉の量などにつながる牛の体形を確認した。

 この日は、牛の能力をみる個体審査。体を横から見て、背中や腹の線が平らかどうか、皮膚にゆとりがあるか、頭や体などのバランスがとれているかなどを見る。農家は、牛を落ち着かせ、前脚がそろう見栄えの良い姿勢を保つようにする。腕の見せどころだ。

 全共は5年に1度開かれることから「和牛五輪」と言われる。全国から集まった代表牛の姿は、農家らが「人間で言えばスーパーモデルやアスリート」と例えるほどだ。結果は8、9日に会場で牛同士を比べる審査を経て発表される。(中島健)