「たまらなくかわいい女の子」 松戸の小1女児の家族がコメント

近藤咲子
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 千葉県松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)が遺体で見つかり、家族が7日、報道各社にコメントを発表した。

 家族は「さやのためにご尽力いただいた皆様に心より感謝を申し上げたい」と述べ、「さやを無事に見送り、時に振り返りながら日々を少しずつ前に進めてゆけるように、皆様にはそっと見守っていただきたいです」とした。

 今月4日に同県市川市の河川敷で遺体が発見されたことについて、「行方不明になった日から2週間が経とうとしたとき、あなたが海に近い河口付近まで戻ってきてくれたと聞いた時は、家族の誰もが奇跡だと思いました」と振り返った。

 朝芽さんの人柄を「ほんとに邪気がない、たまらなくかわいい女の子」とつづり、給食が大好きで白いご飯を好み、電車もお気に入りだったことにも触れた。

 朝芽さんは9月23日午前11時半ごろ、自宅を1人で出て行方不明になった。県警による司法解剖の結果、死因は溺死(できし)の可能性があると発表された。

    ◇

 コメント全文は以下の通り。

 「さやは小さい頃から食べられる物が少ない子でした。給食を食べることも大好きでしたが、家では好物の白ごはんと少しのおかずばかりを食べていました。言葉もほかの子に比べたら少ししか知りません。しかしさやは本当に邪気のない、たまらなく可愛い女の子です。さやは自分なりに自分が生まれてきたこの世界のしくみを理解し、さまざまな物に少しずつ触れるようになり、またさまざまな人と接していく中で時に私共を笑わせたり、時に慰めたりしてくれました。さやは、小学校に通い始めて、まだ半年も経っていませんでした。大好きな電車ももっと乗りたかったでしょうし、車だっていつか運転したかったでしょう。行ったことがない場所、食べたことのないもの、見たことのない景色がたくさんありました。

 さや、あなたがいなくなってから、たくさんの方々が何日もの間、眠れぬ夜にも私たちと一緒にあなたを捜してくれました。行方不明になった日から2週間が経とうとしたとき、あなたが海に近い河口付近まで戻ってきてくれたと聞いた時は、家族の誰もが奇跡だと思いました。一度海に出たら、もう二度と会えることはないかもしれない、と覚悟を決めていたからです。

 今回の発表を受けて、私共家族一同から、さやのためにご尽力いただいた皆様に心より感謝を申し上げたいです。ご自身の日常生活をなげうってでもさやの捜索に最大限にお力を貸してくださった方々や、私共の見えないところで心を痛め、さやの無事を祈ってくれた方々に、私共は本当に支えられました。懸命な捜索にあたってくださり、いまだに残る疑問点を今もなお捜査してくださっている警察の方々、力強くこまやかなサポートをしてくださった市の職員の方々、そして数えきれないほどの民間ボランティアの方々に、皆様のお心遣いに心から感謝を申し上げます。

 松戸市のみならず、隣接する市にも強固な協力体制をしいてさやの捜索に全力を注ぎ、激務の合間を縫って私共を訪ね何度も温かいお言葉をかけてくださった本郷谷市長には、家族一同、深く感謝申し上げます。

 どうか、これから私共家族がさやを無事に見送り、時に振り返りながら日々を少しずつ前に進めてゆけるように、皆様にはそっと見守っていただきたいです。

 改めまして、たくさんの心温まるご声援とお力添えに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」(近藤咲子)

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