「政治家としてはいかがなものか」 三重県議の会見を見た識者は…

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聞き手・関謙次
【動画】自身のSNS投稿を撤回し、おわびする小林貴虎・三重県議=斉藤佑介撮影
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 自民党三重県議が「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸から」などとする投稿が誤りだとして撤回した問題で、専門家からも批判の声が上がっている。どこが誤りだったのか、最後まで説明を拒んだためだ。名城大の昇秀樹教授(地方自治論)は、「政治家としてはいかがなものか」と指摘する。

 ――三重県の小林貴虎県議が6日、「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」「高市早苗先生(経済安保担当相)が、政府の調査結果としてお伝えいただいた内容です」などの一連のツイートが誤りだったとして、投稿を撤回する記者会見を開きました。

 そもそも、なぜ講演会が非公開だったのかが説明されていない。非公開の理由を明かさずに一切話せないと言われても、聞く側は納得できない。例えば、外務省が「外交交渉中なのでこの事項は明かせません」と説明すれば、納得できる人もいるだろう。非公開の理由を説明せずに「とにかく言えない」というのは、説明になっていない。

 ――政治姿勢が問われています。

 政治家は、政治信条や言動について、きちんと言葉にして有権者に伝えるべきだ。小林氏は三重県議なので、三重県をどうしたいと考えているかが最も基本のところで、有権者はそれを聞いて投票するのが望ましい姿だ。その判断材料を提供するためにも「こういう理由があるから非公開でした」と説明しないといけない。問答無用で「非公開」では、説明になっていない。

 ――政治家の説明責任のあり方とは。小林氏はどのように振る舞うべきだったのでしょう。

 一人ひとりの政治家が「こう…

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