荒川の河川敷を覆う外来植物アレチウリ そこで生きる小さな在来種
矢田文
京成本線の鉄橋がかかる荒川河川敷。東京都の久保田敏さん(66)が見つけたのは、特定外来生物のアレチウリだ。あたり一帯に広く繁茂していた。
高校で生物を教えていた久保田さんは、撮影した写真を図鑑に提供したこともある。だが、定年後は「図鑑向きではなくもう少し表情のある写真を撮りたい」と歩く。
石をひっくり返したり、葉っぱの裏を見たり――。自宅からほど近い身近な河川敷にもわくわくする出会いはたくさんある。
見つけたアレチウリの先には…