「欧州最後の独裁者」に対抗、収監中 平和賞ビャリャツキ氏の活動

有料記事

[PR]

 ベラルーシで平和賞を受賞する収監中の人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏(60)が向かい合ってきたのは、1994年以降、権力を握り続け、「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領だ。2020年8月の大統領選では、有力候補を次々と拘束して排除し「6選」を決めた。

 だが、直後に選挙の不正疑惑が浮上し、抗議活動が全土に拡大。その際、集会の自由の擁護、抗議活動で逮捕された人々の権利擁護、人権侵害の記録などで主導的な役割を担ったのが、ビャリャツキ氏が設立した人権団体「ビャスナ」だった。

 デモなどに絡んで刑事訴追された人々の規模などで国外の報道機関が情報源として頼ったのも、この団体だ。権力による抑圧下で、真実を伝え、言論の自由を守る役割を担ってきた。

 ビャリャツキ氏が人権運動に携わったのは20代のころ。不当逮捕された野党活動家や政治犯らを支援し、ルカシェンコ政権下の人権抑圧を国際社会に訴えてきた。

25回以上の逮捕、弾圧の標的は団体にも

 こうした活動で、繰り返し刑…

この記事は有料記事です。残り1482文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。