シカやイノシシ肉のジビエギョーザを無人販売 大阪から移住の夫婦

森直由
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 兵庫県淡路市シカ肉とイノシシ肉を使った2種類の「冷凍ジビエギョーザ」の無人販売所がオープンして約2カ月がたつ。経営しているのは大阪市から子ども3人を連れて移住してきた夫婦。神戸市から買いに訪れる客もいて「滑り出しは好調」だという。

 店長でギョーザ作りを担うのは、移住前は主婦だった森田悠香(はるか)さん(35)。夫の純多さん(34)はウェブのホームページ作成などIT事業をしていた。家族でたびたび遊びに訪れて淡路島のことが好きになり、移住を考えたという。

 ジビエギョーザのきっかけは、純多さんが昨春に、淡路市に住む友人から「島で農作物がシカやイノシシに荒らされている」という話を聞いたことだった。ジビエ料理に活用できないかと、ギョーザ作りが得意だった悠香さんが開発した。

 移住後も純多さんのITの仕事を続けられるめどがたち、今年4月に家族5人で淡路市に移住。屋根付きの車庫を改装して無人販売所にし、8月に開店した。

 ギョーザは、シカ肉を南あわじ市の加工会社、イノシシ肉を淡路市が整備した加工施設から仕入れ、島のタマネギや塩、国産のキャベツなどを加えた。シカ肉はあっさりとした独特の風味、イノシシ肉はジューシーで食べ応えがあるのが特徴だという。

 悠香さんは7月にわな猟の免許を取得。秋から猟に参加する予定という。「淡路島は、人が親切で自然が豊かで子育てもしやすい」と移住後の生活を楽しむ悠香さん。ギョーザは、新たに淡路市のふるさと納税の返礼品にも加わった。「島の新しいお土産にしてもらえたら」と話す。

 価格はシカ、イノシシともに10個入りで税込み1千円。24時間営業で年中無休。詳細は「島ぎょうざはるちゃん」のホームページ(https://www.shimagyoza-haruchan.com別ウインドウで開きます)。(森直由)

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