まばゆい夜を歩く 県庁・佐賀城公園プロジェクションマッピング
寿柳聡
【動画】佐賀で「夜歩きアート県庁」=寿柳聡撮影
佐賀県庁新館の展望ホールと佐賀城公園をプロジェクションマッピングなどで彩る「夜歩きアート県庁」が、佐賀市で開かれている。今年は県がリニューアルした公園「くすかぜ広場 ARKS」もカラフルにライトアップ。特製のちょうちんを手に夜の散策を楽しんでもらう趣向だ。
展望ホールでは、大きな本のオブジェに県内の風物などをモチーフにした映像が映し出される。窓にもバルーンや花火などが次々と映り、本物の街の夜景と重なって幻想的な雰囲気をつくりだしている。床に映る白い雲を踏むと、花やバルーンが飛び出してくる演出もあり、訪れた子どもたちが歓声をあげて走り回っていた。
佐賀城公園では、巨大な石垣をスクリーンに、唐津くんちの曳山(やま)の鯛(たい)や青獅子、バルーンが映る。佐賀城本丸歴史館の壁でも映像ショーが展開される。
光の演出が楽しめるのは、県庁展望ホールが年末年始を除く来年2月26日まで。佐賀城公園はこの期間中の毎週金~日曜、祝日とその前日のみ営業している。いずれも営業時間は午後6時半~10時(最終入場時間は午後9時半)。
県庁展望ホールは無料だが、佐賀城公園は入場料700円が必要。(寿柳聡)
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