少女を買春容疑、警視庁巡査長を書類送検
10代の少女にわいせつな行為をしたとして、警視庁が池袋署地域課の20代男性巡査長を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で書類送検していたことがわかった。同庁は巡査長を今月7日付で停職6カ月の懲戒処分としたが、「被害者からの強い要望があった」として処分を公表していなかった。
同庁によると、巡査長は昨年、東京都内のホテルで、相手の少女が18歳未満と知りながら現金を渡してわいせつな行為をした疑いがある。容疑を認めているという。
同庁の大嶌(おおしま)正洋・警務部参事官は「警察官にあるまじき言語道断の行為であり、厳正に処分した。人事管理を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。(中野浩至)
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