9月下旬に予備役兵を対象とする部分的な動員を発表したロシアで、早くも「追加動員」の動きが出ている。ロシアメディアも「第2波が始まった」と一斉に報じ、社会に不安が広がっている。ウクライナ侵攻の死傷者が公式発表をはるかに上回るとの報道も出ており、戦地の兵力不足が深刻になっている可能性もある。
ロシア南部クルスク州の副知事は10日、「第1段階」の動員目標を達成したと地元州政府の会議で表明。「第2段階」の目標を受け取り、着手したと話した。
ロシア系メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」によると、南部ロストフ州の知事も「動員の新目標を受けとった」と述べた。報道に対する政権の対応は早かった。
こうした動きについて、ロシ…

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