異色の監督が打った箱根への「布石」 立教大、半世紀ぶりの本大会へ

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加藤秀彬
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 箱根駅伝予選会が15日、東京都立川市陸上自衛隊立川駐屯地から昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースに43校が参加し、6位に入った立教大が55年ぶりの本大会出場を決めた。上位10校が予選を通過した。

立教大、55年ぶりの箱根へ

 2024年の第100回箱根駅伝出場をめざした「立教箱根駅伝2024」プロジェクトが、目標より1年早く結実した。立教大が6位に入り、来年1月の本大会へ55年ぶりの出場を決めた。

 立役者は、4年前のプロジェクト発足を機に就任した上野裕一郎監督(37)だ。

 中大時代、箱根駅伝に4年連続で出場。実業団では09年の世界選手権5000メートルにも出場したスター選手だった。

 予選突破を決め、「選手は箱根に出られるか分からない中でこの大学に来てくれた。順位より、頑張る姿を見て涙が出そうでした」。

 異色の指導スタイルだ。

 練習では、選手と同じペース…

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