今年のみやざきワイン解禁! 4蔵の新酒、店舗やネットで
大畠正吾
宮崎県内にある4カ所のワイナリーの新酒が15日、そろって発売された。「みやざきワインヌーヴォー」として解禁日を合わせるフェアで、今年で8年目。今年からオンライン販売も始め、全国のワインファンに県産のフルーティーな味と香りを届ける。
参加するのは都農ワイン、五ケ瀬ワイナリー、雲海葡萄(ぶどう)酒醸造所、都城ワイナリーファーム。キャンベル・アーリーやナイアガラなどの銘柄を2種類ずつ販売する。
フェアは2015年、ワイナリーと県商工会議所連合会、イオン九州などが「地元ワインの販売促進を」と始めた。都農ワインの小畑暁(さとる)社長は「うちは売り上げの大半が新酒なので、非常に効果がある」と感謝する。
今年の出来については、五ケ瀬ワイナリーの藤本和秀支配人が「梅雨が短く日照時間が多かったおかげで、糖度と酸度のバランスがとれた新酒ができた」と話す。
販売は各ワイナリーのほか、九州全域の「イオン」や県内の「マックスバリュ」計76店を予定。ネットショップ「イオン九州オンライン」でも販売する。
価格は1200~2千円(税抜き)。肥料や資材高騰の影響で昨年より数%高いという。イオン九州の担当者は今月31日までの販売目標を昨年より12%増の910万円、5800本としている。(大畠正吾)
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