ライブとTシャツと「参戦」 その場所性を体感する必須アイテム

有料記事

甲南女子大教授・米澤泉
[PR]

 コロナ禍が落ち着き、大規模なライブなども復活し始めた。いつから、ライブに行くことを「参戦する」と言うようになったのだろうか。少なくとも私がライブに行くようになった1980年代には、まだそのような言い回しはなかった。おそらく、野外ロックフェスティバルが増え出したゼロ年代ぐらいから徐々に使われ始め、「フェス」の興隆とともに広まったのではないか。

米澤泉教授のトークショー「ファッションリーダーは誰だ?~上方・パリおしゃれ対決~」が10月26、28日(いずれも午後1時半~2時15分)、甲南女子大学図書館(神戸市東灘区)であります。入場無料。申し込み不要。問い合わせは図書館(078・413・3097=平日の午前9時~午後5時)。

 確かに野外フェスはアウトドアでの長時間に及ぶイベントであり、気合と体力が求められるため、「参戦」という言葉が相応(ふさわ)しいかもしれない。だが、今では屋内のライブはもちろん、アイドルのコンサートにも「参戦」が使われるようになった。そこには、ただ音楽を聴きに行くのではなく、ライブという一大イベントを思い切り楽しみ、その場所性を心ゆくまで体感したいという思いが表れている。

 体感するためにはライブグッズが欠かせない。手づくりのうちわなどもあるが、やはりライブ会場で売られているオリジナルグッズが必須アイテムだ。買ってすぐ着られるTシャツやパーカに加え、昔は矢沢永吉さんのライブぐらいでしかお目にかからなかったタオルも、今やどのアーティストでも「マストハブ」となっている。

 逆に、かつてのライブ会場で…

この記事は有料記事です。残り854文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント