ピカピカの新しい星、期待の昴(すばる)だ。宝塚歌劇団雪組の新人公演「蒼穹(そうきゅう)の昴」が10月18日、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)であった。中国・清朝を舞台にした歴史大作。入団3年目の華世京(かせ・きょう)が新人公演初主演を果たし、堂々とした演技を見せた。
歯切れよいセリフ、思いの伝わる歌、きりりとした立ち姿。106期生の華世は抜擢(ばってき)だが、舞台の真ん中にいる姿はしっくりなじみ、初主演とは思えない。
終演後、華世は「稽古でうまくいかず悩んだこともありましたが、つらくてもあきらめない役の生き様に勇気をもらいました」とすがすがしい表情で客席にあいさつした。
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