ADK、逮捕の植野社長が退任 後任は子会社社長で電通出身の大山氏
末崎毅
広告大手ADKホールディングス(HD)は20日、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で逮捕された社長の植野伸一容疑者(68)の退任を発表した。退任は19日付。後任には子会社ADKマーケティング・ソリューションズ(MS)の大山俊哉社長(63)が20日付で就いた。
発表などによると、植野氏から取締役と代表取締役を辞任する申し出があったのは19日。これを受けて同日付の株主総会で大山氏の取締役選任を決め、さらに同日の取締役会で大山氏を20日付で代表取締役社長とすることを決めたという。植野氏からどのように辞任の申し出があったかなど詳細は公表していない。
新社長の大山氏は早大院修了…