【そもそも解説】北陸新幹線、金沢から大阪まで延びるの?
野口陽
2024年に金沢―敦賀(福井県)間が開業する予定の北陸新幹線。将来的には大阪まで延びる計画で、与党議員や沿線自治体が国に23年度の着工を求めています。ただ環境面などから反対の声も広がり始めています。
Q どういう計画なの?
A 北陸新幹線は、北海道や九州などとならぶ整備新幹線の5路線の一つだ。東京を起点に、15年に金沢まで開業した。
敦賀駅からの延伸計画では、福井県小浜市付近(東小浜)、京都駅、京都府京田辺市付近(松井山手)を通り、新大阪駅までの全約143キロをつなぐ。想定工期は15年で、概算建設費は約2兆1千億円(16年試算)とされている。
全区間の8割がトンネル区間だ。京都市、大阪市などは地表から40メートルを超す深さでトンネルを掘ることも検討されている。
Q 移動時間はどれほど短くなるの?
A いまは特急サンダーバー…
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