第1回半世紀で変わった敵基地攻撃の「前提」 いま問われる9条の歯止め

有料記事

聞き手・松山尚幹
[PR]

 政府が検討を進める敵基地攻撃能力の保有についてどう考えればいいのか。阪田雅裕・元内閣法制局長官に聞いた。

インタビュー連載「安保の行方を考える」はこちら

 岸田政権は年内に外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」など三つの文書を改定します。今回の改定は日本の安全保障の大転換になるかもしれません。改定に関わる関係者、有識者に様々な視点から聞きました。

 ――敵基地攻撃能力保有の議論をどう見ていますか。

 「憲法9条があるから日本は他の国とは違う、と長年考えられてきた。まさにいま、9条の歯止めがどう利くのかが問われている」

 「9条に基づく『専守防衛』…

この記事は有料記事です。残り1239文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料
防衛費増額・安保3文書

防衛費増額・安保3文書

外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」など3つの文書を改定は、日本の安全保障政策の一大転機となりそうです。多角的にお伝えします。[もっと見る]

連載安保の行方を考える(全20回)

この連載の一覧を見る