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第5回やり直しても、別れてもいい 発達障害のパートナーと生き延びる方法

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聞き手・熊井洋美
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【A-stories】「ツレ」が発達障害 ふりまわされる、でも愛している

 パートナーが発達障害の夫や妻にとって、ともに暮らす上での苦しみを周囲から理解されないことが、一番つらいという。どうすれば一人で苦しまずにすむのか。当事者の家族を支援する団体「フルリール」(横浜市)を運営する真行結子さんに聞いた。

 ――支援を始めたきっかけは?

 私自身が、発達障害の特性がある夫との関係に長く悩んできました。

 夫は真面目でいい人なのですが、私が悩みごとを相談してものれんに腕押し。子どもの進路や習い事など、大事な局面で物事を決めるのはいつも私でした。

 また、会話のキャッチボールができませんでした。一人で壁打ちをしているような状態が空しく、うつ状態になって仕事に行けなくなり、3年間休職しました。15年ほど前のことです。

 ――誰かに相談したのですか。

 心療内科を受診し、夫のエピソードを伝え「つらいんです」と訴えました。でも、医師に「僕も家族にそういう態度で接しているよ」といわれてしまって。

 臨床心理士のカウンセリングも1年ほど受けましたが、最終的に「あなたの受け止め方の問題だ」と言われました。「私がいけないのだ」と、すごく落ち込みました。

 ――なぜ、そう言われてしまったと思いますか。

 夫は、いわゆる名門といわれ…

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