【そもそも解説】日本の防衛費は他の国と比べて多いの? 少ないの?

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野平悠一
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 岸田文雄首相は日本の防衛力を5年以内に抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保すると表明している。これを踏まえ、政府・与党では議論が進んでいるが、そもそも日本の防衛費は他国と比べ、どういう状況にあるのか。解説します。

Q 日本の防衛費はどのくらいなの?

A 2022年度当初予算は5兆1788億円で過去最大だった。10年連続で増え続けている。

Q どういったものに使われているの?

A 自衛隊員の給与や退職金、食費などに充てる「人件・糧食費」が42%で最も多い。隊員の教育訓練、艦船・航空機などの油や装備品の修理に使う「維持費など」が24・7%、戦車や護衛艦、戦闘機など新しい装備品の購入のための「装備品等購入費」が15・8%と続く。

他国と比べて多い?

Q 他国と比べて多いの? 少ないの?

A 国際的に統一された基準がないので単純に比べるのは難しい。ただ、経済協力開発機構(OECD)が公表している指標をもとに比較すると、国防費の対国内総生産(GDP)比は主要7カ国(G7)のなかで日本が最も低い。英国やフランスの1人あたりの国防費は日本の2倍以上だ。防衛省は防衛費増額をめぐる議論を見越し、22年版の防衛白書に、日本と主要国の1人あたりの国防費を比較した表を初めて掲載した。

Q 中国も国防予算を年々増やしていると聞く。

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A 1992年度からの30年…

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