まるで台湾? 5000頭の竜がいるコスプレイヤーの「聖地」

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文・有元愛美子 写真・瀬戸口翼
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 埼玉県内の住宅地を歩いていると、田畑が広がる一角に突然、巨大な門が現れた。いたるところに大小さまざまな竜の装飾が施され、まるでアジアの異国に来たようだ。

 2万3千平方メートルの敷地に立つ色鮮やかな聖天宮(せいてんきゅう)(埼玉県坂戸市)は、道教のお宮だ。台湾出身の貿易商が15年かけて1995年に完成させた。私費を投じ、宮大工は台湾から呼び寄せたという。

 門を抜けると、きらびやかな装飾の前殿が広がる。道教で縁起が良いとされる竜の彫刻が施されている。

 ここでは、台湾流のおみくじを楽しむことができる。「大吉」「凶」などの結果は日本と同じだが、おみくじを引く前に半月形の木の板2枚を床に投げる。板が裏と表で対にならないとくじを引けないルールがある。

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 前殿を抜けると、広々とした…

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