ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明

ワシントン=高野遼
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 米連邦議会のペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏(82)が28日、サンフランシスコの自宅に侵入した人物に襲われ、病院に運ばれた。ペロシ議長の報道官が同日、声明で明らかにした。容疑者の身柄は拘束されたという。

 声明によると、事件が起きたのは同日早朝で、ペロシ議長は当時、サンフランシスコにはいなかった。容疑者の動機は不明で、捜査中だという。ポール氏は病院で治療を受け、「完全に回復する見込みだ」としている。AP通信によると、ポール氏はハンマーで襲われ、頭部と体を負傷した。同通信が伝えた関係者の話では、容疑者はペロシ議長の自宅を狙って侵入したという。

 ホワイトハウスは事件を受けて声明を発表。バイデン大統領はペロシ議長に電話し、支援を表明したと明らかにした。声明は「大統領は引き続きすべての暴力を批判し、家族のプライバシーが尊重されることを求める」としている。

 米国では11月8日に中間選挙があり、下院議員は全員が改選される。ペロシ議長も再選に向け、カリフォルニア州の選挙区で立候補している。2年前の大統領選後には、米連邦議会への襲撃事件が起きた。中間選挙を前に、米国では再び政治をめぐる暴力事件が懸念されている。(ワシントン=高野遼)

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