ソウルの雑踏事故、日本人2人の死亡を確認 10代と20代女性

ソウル=鈴木拓也
[PR]

 ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で起きた雑踏事故で30日、在韓日本大使館韓国警察は、10代と20代の2人の日本人女性の死亡を確認した。関係者が明らかにした。

 家族によると、20代の女性は冨川芽生さん(26)。冨川さんの知人によると、「韓国語を勉強するためにソウルに留学中で、韓国に長く住みたいと希望していた」という。

 日本大使館が29日夜の事故発生後から、所在が確認できない2人の安否確認を続けていた。30日午後になって、現地の警察から2人が死亡していたと連絡があり、搬送先の病院で大使館の職員が確認したという。

 日本に住む家族が近く、ソウルを訪れて、最終的な身元確認を行う予定。

 事故は梨泰院で29日午後10時15分ごろ、路地で密集していた大勢の人が折り重なるように倒れ、下敷きになるなどした153人が死亡し、83人が負傷した。

 付近にはハロウィーンのイベントのために訪れた若者が多く集まっており、韓国の消防当局によると、死傷者の多くが20~30代だという。(ソウル=鈴木拓也)