世界トップレベルの研究力をめざす大学を支援する10兆円規模の大学ファンドの基本方針が固まった。外国人有識者も含めた委員会が審査し、来秋、認定を受ける大学を内定する。認定後も定期的に審査し、支援継続の可否を判断する。
2日、文部科学省の有識者会議でスケジュールや審査の枠組みなどが示された。
大学ファンドは、政府がつくった10兆円規模の基金を株式などで運用し、年3千億円程度と見込まれる運用益を一部の大学に配る制度。国から「国際卓越研究大学」に認定されると、1校あたり年数百億の助成を最長25年間受けられる。
公募は12月から今年度いっ…