どんな局面も相手信じて 全国レディーステニス決勝大会、10日開幕
ソニー生命カップ第44回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)が10~12日、昭和の森テニスセンター(東京都昭島市)で開かれる。
今大会の開催にあたり、長年、日本の女子テニス界を引っ張った元プロ選手の沢松奈生子さん、各都道府県大会を支えたソニー生命のライフプランナーからメッセージを寄せてもらった。
沢松奈生子さん「互いを信じて」
ソニー生命カップ全国レディーステニス決勝大会に出場される選手のみなさま、おめでとうございます。ダブルスはどんな局面でもパートナーを信じ、苦しい時も声を掛け合って「1+1」を「2」ではなく「3」や「4」にできるチームこそが本当に強いチームだと思っています。
コロナ禍で人と人との関係が希薄になっている現在、ダブルスの大切さ、相手がいないと競技が成立しないテニスの素晴らしさを感じて、その思いを一球一球のボールに込めてください。みなさまのご健闘を心よりお祈りしています。
ソニー生命熊本支社の小柳裕子さん
長引く新型コロナウイルス感染症の厳しい環境の中、見事に各都道府県大会を勝ち抜き、代表として全国大会に出場される選手のみなさま、本当におめでとうございます。
日頃、仕事や家事に育児、そして介護などをされながらも、ペアで力を合わせてきらきらと試合に臨まれている姿には、毎回、同じ女性としてたくさんの元気と勇気をいただいています。
全国決勝大会でもこれまでの思いや努力が発揮されることをお祈りしています。けがに気をつけて、思いっきり楽しんでください!!
ソニー生命柏支社の青松慶侑さん
日々の生活と練習との両立の中で全国決勝大会まで勝ち上がられたみなさま、誠におめでとうございます。
テニスというスポーツを通して勝負にこだわり、相手をたたえ合うみなさまの姿がこれからの日本の活力になることでしょう。注目度の高い最高峰の舞台です。これまでの成果を存分に発揮していただくことを期待しています。
都道府県大会で惜しくも敗退された方々の分もエネルギーに変え、日本一、熱い熱い大会となりますよう祈念しております。
試合方法・出場資格
女子ダブルスの団体トーナメント方式で行われる。都道府県から選ばれた各代表3組による戦い。
25歳以上で、居住する都道府県から出場する。全日本選手権(予選も含む)、全日本学生選手権(本戦出場者、ただし50歳以上の人は可)などの出場経験者は参加できない。本大会で過去に4強以上に入った選手も参加できない。3回出場した選手は3年間出場できないが、その後の出場は1回目の出場とみなされ、過去の出場回数は加算されない。
日程
第1日(10日)
9時~
開会式、1、2回戦
第2日(11日)
9時~
3回戦、準々決勝
第3日(12日)
9時~
準決勝、決勝、3位決定戦
14時~(予定)
表彰式・閉会式
会場
昭和の森テニスセンター
大会結果を速報 大会ホームページ(https://www.zenkokuladies.jp/)、フェイスブック(https://www.facebook.com/zenkokuladiestennis/
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