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サイバー攻撃の連鎖か 大阪の病院、システム接続の別法人も被害判明

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編集委員・須藤龍也
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 大阪府総合病院などを運営する社会医療法人「生長会」(堺市中区)は7日、ランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃の被害を公表した。提携先の病院に食事を配達する給食提供サービスが影響を受けているという。

 この給食提供サービスは、同様にサイバー攻撃を受け10月31日から診療を一部停止している大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)も利用している。関係者によると、いずれもサイバー犯罪集団「フォボス」による攻撃とみられる。何らかの原因で、サイバー攻撃が連鎖して引き起こされた可能性があると考えられているという。

 生長会の発表では、給食提供サービスのシステムが立ち上がらない障害が10月31日午前6時ごろ発生した。この約40分後には、医療センターでサイバー攻撃の被害が起きていた。

 複数の関係者によれば、生長会の給食提供サービスには、各病院から依頼を受けた配食数などを管理するシステムがある。これが医療センターのネットワークと接続しており、障害が発生している電子カルテシステムにアクセスする仕組みだった。この経路から医療センターへ不正侵入された痕跡が見つかったという。

 生長会のシステムには外部か…

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