無免許でモペット運転容疑、書類送検 ノーヘル、ナンバーなし
岩田恵実
原付きバイクの運転免許が必要なペダル付き原動機付き自転車(通称・モペット)を無免許で運転したとして、警視庁が20代の無職の男を道路交通法違反容疑で8日に書類送検したことがわかった。
捜査関係者によると、男は9月28日午後3時ごろ、東京都品川区西五反田7丁目付近の路上で、免許を持たずにモペットを運転した疑いがある。義務づけられているナンバーやヘルメットの装着もしていなかったという。
大崎署の署員がペダルをこいでいないのに一定の速度で走行している乗り物を見つけ、運転していた男に声をかけたところ、免許を持っていないことが発覚。男は容疑を認め、「買い物に行くために友人から借りて運転していた」と説明しているという。
モペットは電気やガソリンで作動する原動機を備え、ペダルをこがなくても手元のスロットルを回すと進む。見た目が電動アシスト自転車に似ているが、法的には免許が必要な原付きバイクに分類される。(岩田恵実)
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