エーザイ、アルツハイマー病新薬「レカネマブ」承認申請へ協議開始

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江口悟
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 製薬大手エーザイの内藤晴夫・最高経営責任者(CEO)は7日、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の承認申請に向け、日米欧の当局と協議に入ったと明らかにした。両社は9月下旬に臨床試験の結果を公表し、2022年度中に正式承認に向けた申請を行う方針を示していた。

 内藤氏はこの日の22年9月中間決算発表の記者会見で、各当局との協議で「円滑なコミュニケーションが取れている」とし、「来年3月までの日米欧フル承認の申請完了をめざす」と改めて表明。査読付き論文の公表を予定するなど、データの透明性確保も着実に進んでいると強調した。

 また現状ではレカネマブの投与方法は点滴に限られるが、注射で投与できるタイプの開発を進め、23年度中の承認申請をめざす方針も明らかにした。通院の負担がなくなり、在宅で家族らが自己注射できるようになる可能性もあるという。

 さらに、レカネマブに続くアルツハイマー病の治療薬の開発状況を説明。神経細胞を傷つける「タウ」と呼ばれるたんぱく質を標的にした新薬の試験が進んでいるほか、傷ついた神経細胞の機能を回復させる新薬の試験開始もめざしているという。

 エーザイは9月28日、レカ…

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