独自のわなで鹿を捕りまくり、農業被害9割減 猟師が明かす「コツ」

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岡田昇
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 愛らしい目をしたエゾシカ。北海道では市街地にも現れることがある身近な動物だ。しかし最近は農作物を食べる被害が深刻で、農家を悩ませる存在でもある。そんなエゾシカを独自のわなで捕獲し、農業被害を10年で9割減らした猟師がいる。

 使ったのはワイヤの輪で鹿の脚をとらえる「くくりわな」。わなに工夫を加えるだけでなく、仕掛け方にも知恵を絞り、「悪いことをするシカだけをとる」という。いったいどんな方法なのか。

 北海道の平地にも雪の便りが届き始めた11月初旬。札幌から車で1時間ほど離れた岩見沢市を訪ねた。道道をそれ、軽トラックでたんぼ道を進む。

 数分して山すそに着くと、カサカサとササがこすれる音がした。茶色の動物が見える。エゾシカだ。2歳ぐらいの雄だった。

 エゾシカの右の前脚はワイヤ…

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