【共通テスト試作問題】数学 長い問題文、問われる数学力と速読力
大学入試センターは9日、2025年実施の大学入学共通テストの試作問題を公表した。数学は「数学Ⅰ、数学A」と「数学Ⅱ、数学B、数学C」(いずれも100点満点)の2科目。「ⅠA」は問題選択がなくなり、すべて必答問題になった。「ⅡBC」は「数Ⅱ」の3問が必答。さらに「数B」の「数列」「統計的な推測」の2問と「数C」の「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」の2問の計4問から3問を選ぶ構成になる。
「数C」からも選択することになり、駿台予備学校数学科講師の小林隆章さんは「大きな変化。文系は大学の個別試験で出題されない『平面上の曲線と複素数平面』を選ばない受験生が多いとみられるが、理系はどれを選ぶか迷うかもしれない。いずれにせよ、時間が足りなくならないようあらかじめ選択する問を決めておいた方がいい」と話す。
試作されたのは「データの分…

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