鎌倉時代の領主しのび、帖佐八幡神社浜下り 姶良市
鹿児島県姶良市で6日、伝統行事の帖佐八幡神社浜下りがあった。新型コロナの影響で中止が続き、3年ぶりの開催。
鎌倉時代に帖佐領主となった京都の石清水八幡宮の神官・平山了清(りょうせい)が一族ら800人余りを率いて苦労の末、船で松原海岸にたどり着き、帖佐八幡神社を創建した功績を伝える行事だ。甲冑(かっちゅう)姿の武者などに扮した住民らが、帖佐八幡で神事を行ったあと、帖佐稲荷神社から松原海岸に近い御門神社までを練り歩いた。
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