第4回「業界一強」電通に300億円超の報酬か 質問を怒声で封じた元理事

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 「皆がコスト削減で必死に努力しているなか、電通にこんなに手数料を払うのはおかしい。計算式をぜひ見直してほしい」

 2018年6月の東京五輪パラリンピック大会組織委員会の理事会。ある理事が、スポンサー収入に対して広告最大手「電通」が多額の業務報酬を得る仕組みを疑問視し、質問した。

 すると、電通OBの理事だった高橋治之被告(78)が怒鳴り声をあげた。

 「電通は人も出して、赤字覚悟でやってんだよ!」

 電通から出向中の組織委マーケティング局長を名指しし、「ちゃんと答えろよ!」とも促した。局長はうつむいたまま無言だった。

東京五輪のスポンサー獲得をめぐり、電通に巨額の手数料が支払われた「非公表」の仕組みに迫ります。

 組織委は14年、国内のスポ…

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    島沢優子
    (ジャーナリスト・チームコンサルタント)
    2022年11月11日12時28分 投稿
    【視点】

    怒鳴れば人が動く社会に、未来はない――このことをスポーツ界が示すべきです。 スポーツマンシップを謳うオリパラの組織委員会で、こんなふうにみっともない怒声をあげ、力づくでお金を動かしていたのか。ただ、オリパラ関連の人たちのパワハラチックな姿