若者の投票、過去30年で2番目の多さ 決選投票でもカギをにぎるか
ニューヨーク=遠田寛生
8日に投開票された米中間選挙で、若者の投票率が高かったことが、若者の投票の傾向を調べている研究センター「サークル」による10日までの調査で判明した。
同センターは一部の州で開票作業が続いているためあくまでも「推定値」としているが、今回の中間選挙で票を投じた18~29歳の若者は約27%だったという。
これは1994年以降の中間選挙では2番目に高い数値だったという。
同センターのケイ・川島・ギンズバーグ所長は「若者は投票して選挙結果に影響を与えることを改めて証明し、2022年の投票率は中間選挙でこれまででかなり高い水準となった」とコメントしている。
激戦州でも顕著な傾向が
「激戦」になった州での若者の投票率の高さも際立った。
民主党候補のジョン・フェタ…