名物の大トンボに60年前の設計図 存在しないはずが…副館長も驚く

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武部真明
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 【滋賀】県立琵琶湖文化館(大津市打出浜)の屋根に設置され、同館のシンボルとなっている大トンボの設計図が見つかった。公式の設計図面にはイラストしか描かれておらず、「存在しない」と考えられていたため、同館も驚いている。

 同館は1961年に開館した。大トンボは空に伸びる鉄塔に据えられ、屋根から約8メートル上に位置する。琵琶湖の湖面をすいすい飛ぶトンボの「健康」「明朗」をイメージしたという。公式の設計図面にはイラストのイメージ図があるだけで、重量や材質なども不明だった。

 見つかった設計図は縦67センチ、横82センチの青焼き図面。大トンボの平面図や断面図が描かれている。重量150キロ、全長2・25メートル、羽の幅3メートルなどのサイズや、真鍮(しんちゅう)の棒を骨組みにして銅板を貼り付けるなどの仕組みについても記載されていた。計算した式も書き込まれている。

 11月以降に予定している同館の屋根の改修に伴い、老朽化した大トンボも取り外すことになった。同館の井上優副館長が念のため、倉庫に保管してあった未整理の書類を調べていたところ、10月27日に「トンボ」と書かれた図面を見つけたという。

 井上副館長は「ないと思って…

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